2015年5月16日
高山市民文化会館にて
九条の会・高山の主催で、弁護士漆原が、はじめて憲法についてお話をさせていただきました。
憲法の核心は、個人の尊厳。
それが端的に表れているのが、憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」という条文です。
また、憲法の本質は、国民の権利を守るために国家権力を縛る点にあります(立憲主義)。
2012年に自民党が改憲草案を出しましたが、個人の尊厳や立憲主義に反する内容になっています。
安倍政権は、集団的自衛権行使容認を閣議決定し、安保関連法案を提出して、「抑止力」を高める必要があると言っています。
国民に義務を課し、国民の権利擁護を低める一方、戦争ができる国づくりをすすめる安倍政権に、日弁連も大きな危機感を抱いています。
改憲、護憲、どちらの考え方であってもかまいません。
「議論は乗り降り自由」
ご家庭で、憲法についてもう一度知り、話合う機会を持っていただきたいと思います。